学校の歴史

学校の歴史

上野学園の設立

上野学園の前身となる「上野女学校」は1904年(明治37年)11月、石橋藏五郎によって創立されました。設立当時、女性は「良き妻、良き母」として生きる事が最良と言われた時代でしたが、人間としての「自覚」を持つ、という上野女学校の建学の精神は当時の教育界において新たな息吹をもたらすものとなりました。

その約6年後、上野女学校は1910年(明治43年)に「上野高等女学校」となりました。さらに、1946年(昭和21年)、上野高等女学校は「財団法人上野学園」に名義を変更。東京都より音楽研究指定校に選定されます。

教育改革により、「上野学園中学校」誕生

戦後の教育改革により、上野高等女学校は上野学園中学校(1947年)、上野学園高等学校(1948年)となりました。上野学園高等学校は日本で初めて音楽科を設置した高校としても名を残しています。中学校に音楽指導科が設置されたのは1956年(昭和31年)のことでした。

また、上野学園内には1952年(昭和27年)に上野学園短期大学音楽科、1958年(昭和33年)に上野学園大学音楽学部がそれぞれ設置され、中・高・大の一貫教育による「より高度な専門音楽教育とバランスの取れた人間教育」という理想的な環境を確立していきます。

創立100周年を迎え、共学化へ

上野学園は2004年に創立100周年を迎え、その記念事業の一環として新校舎を建築しました。2007年、新校舎の完成と同年に男女共学化もされました。

現在、上野学園中学校では「普通コース」と「音楽コース」という将来の進路を見据えたコース制を導入しています。さらに、2015年度からは主要教科の学習を強化し、より充実した指導をするため「アドヴァンスト・コース」「プログレス・コース」という2つのコースを編成しました。

また、音楽を使った上野学園独自の学びを取り入れる事で生徒の感性や協調性を伸ばし、より豊かな学生生活を送れる場所を目指しています。

2024年には、創立120周年を迎える上野学園。長い伝統と誇りや高度な音楽教育の場という一面を守りながら、グローバル化や情報化など社会の変化を見据え、生徒一人ひとりの次世代を生き抜く力を育成してゆく学校です。

【年表】

1904年 「自覚」を建学の精神として、石橋藏五郎(1875-1964)によって、東京・上野桜木町に上野学園の前身である上野女学校が創立される。
1910年 上野高等女学校認可
1947年 学校制度改革により、上野学園中学校設置
1904年 上野学園高等学校設置
1904年 高校に初めて音楽科を設置
1952年 上野学園短期大学音楽科設置
1956年 上野学園中学校に音楽指導科設置
1958年 11月1日を「創立者の日」と改定
1968年 中学・高校の「学園祭」の名称を「桜鏡祭」と変更
2004年 創立100周年
2007年 新校舎落成、男女共学制に移行